ブラジルでの出産の比較(RIEKOさん)

出産した場所 アラサツーバという小さな町で出産。2000年
出産した年 2000年
自然分娩?帝王切開? 第2子を自然分娩で産みました。
出産したところは個人病院?総合病院? 出産した病院は、Santa Casa (サンタ・カーザ)って言う病院で、市の総合病院です。見かけはまあまあだけど、中は結構ボロです。
病院(主治医)を選んだポイントは? 知人の紹介です。
会社の前任者の奥さんが2人、主治医 Dr.Katuda さんにかかっていたので、お願いしました。アラサツーバではわりと有名らしい。日系の方で、日本語も話せました。(専門用語になるとぽ語だけど)
主治医と病院の形態は? 毎月の定期検診はKatuda先生の診療所で、出産は総合病院で。
健診の頻度 月一回のペースでした。臨月の月は週1回、2回と言う感じ。
超音波は、先生に言われたときに超音波の先生に予約を入れます。
医療分業制のため、超音波も先生が別なんです。
心音の検査は臨月に入ってから。臨月の健診の際に、心音検査も予約して、同じ日にやってもらいました。
医師とのコミュニケーションは? 日本語のわかる先生だったのでこの辺は心配ありませんでした。
ただ、病気のことや専門用語になると先生もポ語になるので、ポルトガル語→日本語SOSって言う本を持っていってましたよ。
定期検診や各種検査、医師の指示などで日本と著しく異なる点はありましたか? 血液検査などでとくに貧血とかでもないのに、鉄分やビタミン、カルシウムの栄養剤を処方されました。
あとは、わたしはトキソプラズマ(日本でも検査します。)という数値が異常に高かったため、その薬も飲みましたが、妊娠中でも薬はバンバン処方されます。
(トキソプラズマのことは特に問題ないようです。わたしは第1子のときにもこの数値があったのですが、日本では何もいわれませんでした。)
風邪をひいたときも、普通の人よりは弱い薬のようですが、日本のように漢方薬とかではなく、普通の薬をバンバン処方して直します。
ちょっとこれにはびっくり。
また、定期検診だからといって、日本のように毎回尿検査もしません。
尿検査は妊娠したときに、その判定でつかっただけ。以来全然しません。
(尿検査のときも笑ってしまったのが、コップ。日本では紙コップが普通なんだけど、こちらでは何かでつかった空き瓶でした。
私の場合は、ベビーフードの空き瓶。
(これにいれて、ふたもして先生に渡しました。)
妊娠中に何か注意や指導を受けた? 体重は注意されました。
毎回の定期検診で、出産するときの体重がこれくらいだからと言う感じにうるさいです。
あとは、さきほどのトキソプラズマです。
健診や出産時にご主人の立ち会いはOK? 健診はOK。
うちは全然いっしょにこなかったけど、ブラジル人はほとんどがご主人同伴だったりしてますよ。
超音波とかも、ビデオに録画できるんだけど(自分でテープを持っていくと録画してくれる。)ご主人と一緒に待っていたりして。
ちょっとうらやましかったです。
ただ、私の出産した病院、Santa Casaは立会い不可。
分娩室は男性禁止でした。
出産時、上の子はどうしてた? お手伝いさんのおうちに泊めてもらいました。
Santa Casa は子供の入室も禁止なので、出産したときには一緒に泊まれないことがわかっていたので、お手伝いさんにお願いしておきました。
出産日近くには、練習も兼ねて学校の送り迎えも、Escolaバスを頼んでおきました。
それで、バスがおうちに着いたときにはお手伝いさんがアパートの前で引き取り、そのままお手伝いさんのおうちに連れて行ったもらいました。
主治医の対応は丁寧?疑問について納得できるまで説明を聞いた?希望を伝えた? 自然分娩、無痛分娩、会陰切開など・・・ 疑問についてはいろいろ聞きました。
ただ、トキソプラズマの数値があまり下がらないので、どんどん強い薬を出されるので、ちょっと困りました。
こちらはあまり強い薬を飲みたくないと伝えたのですが。
そのへんが、日本語ができるといっても難しいところでした。
強い薬は自分の判断で飲みませんでした。
このトキソプラズマの数値はもともと持っている人にはあまり問題がないそうなので、薬の処方箋を読んで妊娠中不可とあるものは飲みませんでした。
希望は伝えました。
無痛分娩の旨。
帝王切開が普通なので、この点は何回も伝えました。
出産の時の主治医、助産婦などの処置は適切と思われたか? よかった点、悪かった点など 主治医・助産婦さんの処置は良かったと思います。
あとは、麻酔医と小児科医がいました。
小児科医はいつもお願いしている先生がこれなかったため、違う先生が来ました。
助産婦さんは、心音を取ってもらったりしていたので、事前に顔を知っていたのでよかったです。

良かった点は、無痛分娩で麻酔をつかうことになっていたので、麻酔医がちゃんとついていてくれたこと。
先生がそれぞれ別々に担当しているので、分娩室にはいっぱい人がいたけど、安心しました。

悪かった点は、分娩室が余りきれいでなかったこと。
また、出産するとき日本のように内診するときのイス(角度がついているイス。)ではなく、ベット(といっても、板の上に寝てるって感じ)の上に寝かされて、足を乗せるところがついているって感じのものだったので、腰が痛かった!!
病室は個室、相部屋の選択ができた?結果としてどっちがよかった? 病室は選択できました。
事前に下見に行って、部屋を見せてもらい、一番いいお部屋(スウィート)に決めました。
夏に産んだので、個別シャワー、冷房、冷蔵庫がついているところという点で選びました。
スウィートの下は、ルッショA というお部屋だったのですが、シャワーがトイレと一緒のお部屋で、仕切りがなかったので、そういうお部屋は私はいやだったので、スウィートにしました。相部屋は見ませんでした。
(冷房、冷蔵庫がないから)
どんなお産でしたか? 無痛分娩だったので、うまくいきめなくて、助産婦さんがおなかにのっかって出てきたって感じでした。ただ、陣痛が10分をきったら、1時間ちょっとででてきたので、本当にらくなお産でした。
あとは、無痛だったこともあって、体への負担が少なかったせいか、体の回復が早かったこと。
麻酔が切れるときは足がしびれたりして、ちょっと心配になったけど、大丈夫でしたよ。
ただ、麻酔をするときにばい菌が入らないようにするためか、ヨードをぬったらしいのですが、それが私にはあわなかったらしく、あとで、かゆくて赤くはれてしまいました。あとで、塗り薬を処方してもらってすぐにかゆみも赤みもひきましたけど。
母体のケアはどうでしたか? シャワー、歩行、会陰切開の処置、部屋の様子、食事など・・・ 翌朝、シャワーそして、悪露の交換をしました。(悪露は途中で、何回も替えたのですが、シーツでした。ちょっとびっくり!なので、下に何もつけてない状態で、 シーツをはさんで寝てました。どうも、ブラジルには産褥用ナプキンってないみたい?初日のシーツ以後は通常の整理用ナプキンの大きいもので対処しているみたいです。)
会陰切開の処置は日本といっしょのような気がしました。
会陰部の縫合、そして、1週間後の抜糸も普通でした。
抜糸は痛かった!!
これは、日本でも一緒だったけど。 食事はGood !!
ブラジル食で、フェジョンとごはん、お肉とお野菜とボリュームたっぷりでしたが、おいしくいただけました。
これは、お部屋がスウィートだったせいもあるようです。
朝・昼・夕・おやつまでありました。(ほとんど中身は一緒だけど。)
お部屋もよかったですよ。
スウィートだけあって、ベットは2つ。
(1つは患者、もう一つは付き添いの人用。)
TVもありました。トイレ・シャワー付。
別室があって、そこは来客用。
ここにはソファーとTVが置いてあって、ここでお客さんと会うようです。
ここにも、来客用のトイレがありました。
入院中、赤ちゃんとは同室だった? 別室です。
夜8時半に出産後、そのまま赤ちゃんはつれていかれて、夜中に初乳を飲ませました。
その後、また赤ちゃんは戻され、昼頃来ました。
入院中、赤ちゃんのケアの指導はあった? 特になし。
ババさんやお母さんが一緒のケースがほとんどのため、そういう指導はないようです。
母乳を進められた?最初におっぱいをあげたのは出産後約何時間後くらい? 母乳はすすめられます。
初乳は、4時間くらいたってからかなー。
夜中につれてこられましたよ。
それで、少ししかでなかったのと、赤ちゃんが寝てしまっってあまり飲まなかったので、また連れて行かれてしまいました。
入院中に赤ちゃんに対してなされた検査項目 ガスリー(代謝異常)検査、血液型、ビリルビン検査、身長、体重測定 入院中は、身長・体重・頭囲・胸囲、B型肝炎接種でした。
1日しか入院しなかったので、それくらいみたい。
1週間後に、小児科に連れて行って、黄疸検査、あとは聴診器を当てたり、おなかの触診をしたり、反射(把握や吸てつ)を見たりしました。
そして、小児科で、血液検査の指示をうけて、Laboratorio(ラボラトリオ)へ。
ここで、血液検査をしました。
予防注射は?うまれてすぐにBCGやB型肝炎の予防注射をした? B型肝炎をすぐに接種をしました。
1週間後に、BCG。
そのときに、がスリー検査をしました。
また、私がトキソプラズマを持っていたので、華琳にもその数値があるか検査しました。
ピアスはあけた? あけたかったけど、舅に反対されあきらめました。
こちらの人は、出産のときに持っていって、すぐに開けてもらっているようです。
ピアスでじかにあけるんだって。ちょっとびっくり。
全部で何日間の入院? 1日。 翌日には退院しました。
出産、入院費用はいくらくらい? 出産費用は、入院費(お部屋と分娩室の使用料)で、RS$120.000
産婦人科医にRS$150.000、小児科医にRS$RS$100.000、麻酔医にRS$100.000助産婦さんにRS$50.000くらいだったかな?
だいたい、RS$5,000として、US$2,500くらいです。(その当時のレートで) 海外旅行保険はききませんでした。
現地の医療組合みたいなのに入っていれば、適用されたようなのですが、私たちは加入していなかったので。
赤ちゃんの出生届については誕生日何日以内にどのような書類を添付して、どこに届けを? 出生届は、翌々日に届けをしに行きました。
アラサツーバ市内の、出生届や結婚届の受付、証明をするところで。
書類は、パスポートとイデンチダージ、病院の出生証明。
あとで、日本領事館へだすために、このときの出生届の証明書を出しました。
そして、日本の戸籍に載ったら、本籍をとりよせて、パスポート(日本の)とかの手続きをしました。
ブラジルのパスポートはすぐにできましたよ。
退院後、赤ちゃんの定期検診は?何ヶ月目?家の近く? 定期検診ってほどではないけど、1ヶ月ごとに行ってました。
家のそばの、小児科医です。
総合的に見て、ブラジルで出産してよかった? よかったです。
2人目だったこともあって、余裕もあったせいかよかったとおもいます。
また、前に出産していらっしゃる方がいたので、いろいろ聞けたのでそれもよかったのかも。
次もやっぱりブラジルで産みたい?? 次も生みたいけど、予定は在りません。

RIEKOさん
シュンくん(5歳)、カリンちゃん(2歳)の2児のママ。旦那様の赴任のために、キャリアウーマンをすてて渡伯。カリンちゃんをブラジルのアラサツーバで自然分娩にて出産!!何事にも動じない (?)スケールの大きな方です。本人曰く「なんでも雑なのでこういう国にきてもあまり気にならないって感じの性格」だとか・・・(笑)。ブラジルの北から南、そしてイースター島などに子連れでひょいひょいといってしまう、とにかくすごい家族! ブラジル生活を心から楽しんでいる素敵なRIEKOさんです♪