mac_soft_memo

ここは,Macintoshのソフトウェアについての,雑感を記したページ.個人的なメモのような もの.

最近のアイアプリの気に入っているところ

MacOSXらしいアプリケーションとして,iTunesやiPhotoのiアプリがある.これらは,いろいろな面でこれからのソフトを考える上で,おもしろい材料を提供していると思う.そのなかで,1つユーザーインターフェイス的に優れていると思うものをあげる.

それは,「ファイルを意識させないアプリケーションである」という点である.例えばiPhotoでデジタルカメラから写真を読み込む.その時,ファイル名を設定するなどという作業は一切あらわれないで,iPhotoのLibrary内に取り込まれる.それを,ユーザーは,アルバムというもので,カテゴリー分けをして整理する.1つの写真は複数のカテゴリーにあらわれていいので,ファイルを操作しているのではなくて,写真がどのカテゴリーに分類されるかという,内容に則した分類をするだけである.これは,今までのフォルダーによる分類とは考え方が基本的に違う.

iTunesでは,アルバムではなくてプレイリストというものが,それにあたる.そして,iTunesでは,もう一歩すすんでいる面がある.それは,曲名,演奏者など,曲の属性に従って,さまざまにプレイリストを並べ替えることができるという点である.これで,プレイリストをいろいろな角度から整理し直すことができる.

このような考え方の萌芽は,ファインダーにもあった.例えばドックというものは,ファイルの実体ではないが,それを整理するまとまりを示していた.しかし,iアプリほどの徹底さはないので,ちょっと便利という程度に留まっている.もっとファインダーをiアプリ的に整理したらどうだろうか.いままでのようにフォルダーにわけて実体を整理すること,これはこれで悪いわけではないから,踏襲すればいい.しかし,ファインダーは,それを,内容と,属性のカテゴリーで操作をすればいい.あるワープロで文章を作成すると,保存とするとき,どのプライマリカテゴリーに所属するかを定め,いくつかの属性をいれる.すでに,日付け,作成アプリ,サイズなどの属性は定まっているので,ユーザーの視点からみたカテゴリーを決めればいい.「仕事」「あそび」「テスト用」「友達むけ」などなど.例えば,この文章を保存するときには,「メモ」と「MacOSX」などをカテゴリーで選び,属性として,「最近のIアプリ」といれて保存する.

他のソフトウェアでもおなじインターフェイスを考えることができる,文書作成なら,iWordがあればいいということになるか.それとも,ファインダー全体にその考えを進めた方がいいのか.この辺りは,まだ検討の余地がある.iアプリは1つ1つのソフトだから,そのような整理の方法がうまくいっているといえるのかもしれない.URLの整理なども同様に考えられる.

ファイルはどこに置かれても,このiFinderが見つけてくれるためには,実体の場所がかわっても,カテゴリーの内部でちゃんと追跡していないといけない.昔のMacのエイリアスならそれができたが,いまだとできないようだ.例えば,iTunesでは,ソフトのLibraryに取り込まないでも,ファイルのカテゴリーのリストに入れることができる.しかし,実体がどこかにいってしまうと,見つからなくなってしまうというメッセージがでてくる.(2003.10.4)

Eudoraメールボックス移行顛末記

Eudoraを長く愛用していると,メールボックスもだんだん溜まってくる.かれこれ10年近くになるメールの記録がすぐに引き出せるよう手許にあると,なにかと便利だ.これは,Eudoraでなくてもメールソフトならおなじようなことだろう.10年間の量といっても,テキストだけなら140MB程度だから,たいしたことはない.

以前,Eudoraから,一度浮気をしてCyberDogに走ったことがあった.当時の CyberDogは,OpenDocの技術を利用しとても優れたソフトに見えた.しかし,CyberDogはほどなく開発中止,消え去った.問題は,CyberDogの利用時に溜め込んだメールだった.CyberDogはEudoraのメールボックスを読み込めたが,その逆は出来ない.そして, CyberDogは,メールを外からはわからないバイナリーフォーマットにして保持していたので,実際に利用した期間は短かったのだが,そのメールを取り出すのに大変な苦労をしいられた.

CyberDogに懲りた後は,ほとんど浮気もせずにEudoraを利用していたわけだが,MacOSXになって困った.Eudoraは,いまだにOSXに対応したCarbon版がないのだ.それ以外の常用ソフトウェアは,ほとんどMacOSX対応になってきて, EudoraのためだけにClassic環境をつくるのもしゃくだし,ClassicのEudoraのために,Classic環境でSSHのトンネルができるようにしたり,いろいろ他のソフトもうごかさないといけない.<p> そこで,しかたなくEudoraから,何かOSXに対応した他のメールソフトに移行しようということになった.ところが,Eudoraのメールボックスを移動するのも楽な作業ではなかった.また,他のメールソフトに移ってみて,いろいろメールソフトの問題も逆にみえてくるようになった.その顛末記である.

結局,どのメールソフトを選んだかというと,どのメールソフトも満足できずに,EudoraのCarbon版が出たのを機に,それを利用している.Carbon版は,古いEudoraのMailboxをそのままで利用できたので,移行の手間 は,一切かからなかった.

Eudora->PowerMailでの送信メールの時刻の問題

Eudoraは,送信メールも??@???の特別な行をいれて,そこにある時刻でmailboxの時刻が管理されている.その送信メールをPowerMailに移行すると,送信時刻が読み出されず,移行した時の時刻になってしまう.つまり,すべての送信時刻情報がなくなってしまう.

改善策として,かなり面倒であるが,Eudoraの送信メールボックスにあるメールの???@???の時刻を,Date: XXXXのフォーマットにしてメールのヘッダに作ってやれば,その時刻をPowerMailが読むことができた.

MIMEヘッダの問題

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