ツインフラッシュ&魚眼レンズの覚え書き
ツインフラッシュは、もともとOM時代に接写用として開発されたものです。それ以前は、接写用のフラッシュと言えば、リングフラッシュだけでした。それがOM時代に、1)ただのリングフラッシュ、2)反射式リングフラッシュ(反射板2種類)、3)ツインフラッシュ&シングルフラッシュと素晴らしいバリエーションを生み出しました。これらが50mmF3.5マクロ, 50mmF2.0マクロ, 90mmF2.0マクロ, 135mmF3.5マクロ, 80mm1:1マクロ, 38mm高倍率マクロ,20mm高倍率マクロ、+オート中間リング3種、可変オート中間リング、オートベローズと、実にバラエティに富んだマクロレンズ&アクセサリー群を支えていました。
そのため、Eシリーズでツインフラッシュが出たら、きっと多くのマクロレンズが出るだろうと思い、即購入しました。しかし、まだマクロは二本だけ。OMの道は遠いですね。
現実にはEシリーズでは、11-22mm, 14-54mm, 50-200mm,にしかツインフラッシュは直接つけられません。35mmマクロ、50mmマクロにはアダプタを介してつけられます。あとのレンズにはつけることができないのです。多くの場合、FL-36やFL-50がカバーすることになっています。
しかし、例えば水中写真では、広角系にはストロボ二灯が常識です。一灯だと光が偏り、中心部分だけが明るくなるからです。カバーすれば良いというものではありません。で、ここではツインフラッシュの可能性を探ってみました。
ごく普通のセッティング(14-54mm)。

これで写すと、影をある程度なくすことが出来ます。

しかし、影が無くなってつまらなくなることもあります。また、上のセッティングではレンズを交換するたびに、1)発光部2カ所をはずす、2)リングをはずす、3)レンズを交換、4)リングを付ける、5)発光部2カ所をつける、という作業が必要となります。これはあまりに煩雑です。そこで発光部をストロボの本体につけてしまえば、レンズ交換はレンズだけを交換すればすみます。発光部の差し込みは普通のカメラシューと同じです。そこで、サードパーティーのカメラシューを買ってきて、修理の際の分解のじゃまにならない位置にエポキシで接着するだけで改造?は終わりです。
こうなります。

発光部をつけると、こう。


これで写すと上の方から光をあてるために、少し立体感がでます。
14-54mmの14mm側です。

しかし、この状態ではまだ光の当て方のバリエーションが弱いので、更なる工夫を検討中です。幸い、ツインフラッシュは左右の明るさを変えられるため、可能性は非常に高いです。
35mmマクロに1.4倍のテレコンバーターをつけて35mm換算で3倍近い接写をしても、この方式で十分に使えます。(35mm+1.4テレコン)


さて、もともとのOM用ツインフラッシュ用のリングも差し込みが同じストロボシューなので、レンズアダプタを使えば、昔の拡大用ズイコーマクロレンズとセットで使えます。しかし、Eシリーズで使えば実絞りなので、非常に暗く、写すのは大変です。(38mmマクロ+可変中間リング)


最後に魚眼レンズですが、魚眼用のアタッチメントは発売されていませんが、フラッシュ本体に発光部を取り付ける方式で接写でも使えます。


魚眼なので発光部が写ってしまうのではないかと思いましたが、そういうことはありませんでした。バックの花もフラッシュを少し後ろに向け、明るくしています。発光部を適当に向けることで、いろいろな写し方が出来ます。
ただ、これまでの方式では、まだ、広角レンズを使った際に中心部が明るすぎます。もう少し発光部を遠くに離すことで、よりよいライティングが得られると思っています。
それについてはまたいずれ試してみたいと思っています。
ところで、魚眼レンズは接写さえしなければ、内蔵ストロボにディフューザーでも結構行けます。ディフューザーはKenkoKagetori。馬場伸幸プロの写真が説明書についていたので、ポートレートのディフューザー普及に尽力してきた氏が指導したのではないかと思われます。、携帯に便利で、取り付けも簡単、魚眼の所有者は持っていて損は無いとおもいます。


お役に立てれば幸いです