お菓子の良いところは、食べてしまえば消えてなくなるところ.

だから性懲りもなく作り続けることができる.

しかし、よい出来の物ができると、ついつい写真に残しておきたくなる.

いい思い出であったり、後で見ると恥ずかしかったり.

ルセットにしても同じこと.

自信作だったものが、何年か経って見直してみると欠点だらけだったり、もはや自分の嗜好、世の中の嗜好から外れていたり.

それもこれも、今、私がここにある証だと考えれば葬り去ることもできず、他人が忘れても自分は忘れることは出来ない.

そんなわけで、かつてこんなものを作ったこともある、というお菓子の写真.

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白いフワフワしたケーキがめずらしく食べたくなった.
ホワイトチョコレートのクレームとフランボワーズのコントラストが、凶と出るか吉と出るか.
大昔、セリジュ・フリボー氏の本に載っていたデザインである.木の切り口の美しさに惹かれ、時々作りたくなる.パト・ド・マロンを使ったクレーム・マロンを主体としたクレームで飾った、Buche de Noel aux marrons、2001年はちょっとクラシックな感じです.
シンプルなお菓子が好きといいつつ、チョコレートは作るのも食べるのも好きだ.チョコレートを自分で作ってよかったとつくずく思うのは、ハズレがないことだ.
今さらバタークリームのデコレーションでもないが公爵婦人を三人も持っていたらこんな物も作ってみようという気になろうというものだ.
上等な料理の後にカフェ・エクスプレと共に出てくるフリュイ・デギゼならばさぞかし美味しかろうが、このパート・ダマンドはいかがであろうか.
ヘクセンハウスの生地を仕込む時のあの感触がどうしても嫌いだ.でも、一度は作ってみたかった.中で電気まで点滅している.もう二度と作らないだろう.
イヴ・チュリエス氏の本にのっていたデザイン.
それにしても下手な字だなァ...
でも今はもっと下手かもしれない.
毎年クリスマスの時期になると悩んでしまう.
2000年はこんなものを作ってみました.
ネタ切れになったら「我が家は先祖代々浄土真宗西本願寺派だ」と宣言しようか.
撮影用に作ったムース・オ・キャラメル.
お菓子も少し手をかけてやると美しくなる.
わかっていても最後の最後まで仕上げるのはなかなか大変だ.味さえ良ければ、と自分を甘やかすと、見かけだけでなく味も落ちてくるから不思議だ.